ロックショックスのサスペンション『ダート3』のオーバーホールをしました!
今回、サスペンションのオーバーホールをした方が良いと判断したのは、
ダストシールの劣化が見られたからです。
なので、ダストシールと内部のゴムシールを交換しました。
モデルによってパーツのセット内容が違うので自分で作業する場合は、
メーカーの本国サイトにあるパーツリストを確認しましょう!
上の写真にリンクを貼っておきましたので、興味がある方は御確認ください。
という訳で、パーツが揃ったので作業を開始します。
プリロード及びロックアウト、リバウンドノブは開放状態で作業をします。
ロワーレッグの下のリバウンドノブを引っ張り抜くとボルトがありますので、
左右ともボルトを緩めて外します。
これでアッパーレッグとロワーレッグは外せますが、
固くて抜けない場合があるので。。。
そういう時は、要らない長めのボルトをねじ込んで。。。
このボルトをハンマーで叩いて外します。
次に、アッパーレッグも分解します。
肩の所のキャップにネジが切ってあるので緩めて外します。
ココはかかりが浅いので、
6面をしっかり保持できるソケットを利用するのがオススメです!
という訳で、分解するとこんな感じです。
汚れをキレイに拭き取りますが、
あまりにも酷い場合には中性洗剤を水に溶いたのを使用しましょう。
その代わり、水気はしっかりとる必要があります。
ダストシールやゴムシールを交換してキレイになったら、
逆の手順で組み付けていきます。
ココで注意が必要なのが、フォークオイルです!
コチラもメーカーの本国サイトの
オイルチャート(使用するオイルの種類や量が明記してある表)を確認します。
今回は15wtと5wtの2種類のオイルを使用しました。
使用するオイルの種類や量を間違えると。。。
乗り味が全く違ってしまうので気を付けましょう!
また、このモデルはコイルスプリングなのでしっかりグリスも添付します。
使用用途によってグリスを使い分けますが、
この方は足としてマウンテンバイクを利用している方でしたので。。。
ミリタリーグリスを使用しました。
フレームに組み付ける前に動きを確認して作業完了です。
サスペンションのメンテナンスは意識していないユーザーさんも多く、
新車でマウンテンバイクを買ってから一度もオーバーホールをしていない方もいると思います。
過去には、サスペンションホークが折れる事故もありますので、
自転車を安全に利用する為にも定期的にメンテナンスをしましょう。
自転車を快適に楽しんで、健康で引き締まった身体をつくろう!