20年近く前のシマノのビンディングペダル『PD-7401』のオーバーホールをしました!
そもそも、この作業をするには専用工具『TL-PD30』が必要になります。
今回は、お客さんがこの工具を持っていたので
それを使わせてもらいましたが。。。
廃番になっているので最悪の場合はモンキーレンチを使用するしかありません。
ペダル側の特殊な形状のナットを緩めてから、
15mmの薄口スパナでペダルのシャフトを外します。
シャフトを抜くと、こんな感じです。
ころ軸受も入っています。
ころ軸受とスナップリングを外せば完全に分解できます。
あとは綺麗に洗浄して。。。
グリスを添付して逆の手順で丁寧に組み付けるだけです。
作業としては、そこまで難しくはないですが最後がウデの見せ所です。
軽く回るように、球当たりを適切に調整して完了です。
年代物でしたがパーツ交換も全く必要ありませんでした。
やはり上位グレードだと長年の使用でも、
分解洗浄を定期的にし続ければ快適に使えるという事を改めて痛感しました!
定期的にメンテナンスをして、快適にサイクリングを楽しもう!