自家用車に自転車を積んでサイクリングを楽しもうとすると、
車の所まで戻って来なければならないですが。。。
公共交通機関ならその必要がないので、自由気ままに自転車を楽しめるのでオススメです。
その為に必須なのが輪行(公共交通機関に自転車を載せて移動する事)です。
電車や飛行機、バス等の公共交通機関に自転車を持ち込むには、
輪行袋に入れる必要があるからです。
今回は、電車やバスにオススメの輪行方法です。
オーストリッチの商品で説明していきます。
それでは、作業方法を説明していきます。
まず初めに、前後とも車輪を外します。
その時にクイックレバー(車輪を固定しているレバー)も一緒に外します。
それは、エンド金具(フレームを壊さないように保護するパーツ)に使用するからです。↓
後ろのエンド金具から取り付けていきます。
ここでエンド金具の中にチェーンを通すようにするのがオススメです。
車輪を固定していた場所に、代わりにエンド金具を固定するという事です。
こんな感じです。↓
前変速をアウター(大きい方の歯)にすればチェーンが張れるので、
移動中にチェーンが暴れてフレームに傷が付くのを防げます。
コレでもチェーンが弛む場合はチェーンハンガーを使用しましょう。
後のエンド金具とサドルで自立するので初めにこの作業をするという訳です。
次に前のエンド金具を付けます。
続いて、スプロケ(後車輪に付いているチェーンが引っかかる歯の集合体)や
タイヤ、フレームにカバーで保護します。
今回の輪行では。。。
スプロケは輪行袋を破らないようにするのが目的です。
タイヤはチェーンで汚れないようにするのが目的なので、片側で十分です。
フレームはハブ(車輪の中心部分)でキズが付かないようにするのが目的です。
なので、フレームのカバーは、この位置を保護します。↓
カバーを付けたら、車輪を縛っていきます。
車輪はフレームの左右で縛ります。
写真の通りスプロケは外側にするのがオススメです。↑
フレームを縛るのは以下の3箇所です。
この時、クランクの位置に気を付けましょう。
写真の位置じゃないと輪行袋に入りません。↓
①②③の順番に縛っていきます。
①はダウンチューブ(フレームの一部)、
②はサドル、③はタイヤどうしを縛ります。
①では、フレームを1周させて縛ると緩みにくくなるのでオススメです。
①と②は付属の伸びないバンドで縛ればいいですが、
③だけは中締めベルト伸縮タイプを使用するのがオススメです。
③の位置がタイヤとタイヤの距離が最も遠く、
持ち運びをしている途中で緩みやすい場所なので伸縮性のあるバンドを使用します。
次に、肩にかけて持ち運ぶ用のショルダーベルトを
チェーンステー(フレームの一部)に縛ります。↑
ショルダーベルトを通す穴が輪行袋にありますので、
位置を合わせて袋に詰めていきます。
ベルトを通して。。。
トップチューブ(フレームの一部)に縛って。。。
チャックを締めれば。。。
はい完成!
持ち運ぶときは肩にかけて、前のエンド金具を持つと運びやすいです。
今回は出来る限り使用するパーツを少なくして、
持ち運ぶ荷物の重量を軽くする輪行として説明をしました。
重量は気にしないけど輪行袋の汚れや自転車のキズの方が気になるという場合は、
各種カバーを多用しましょう。
実際に、説明を聞いてみたい方は講習会に御参加ください。
自転車を楽しんで、健康で引き締まった身体をつくろう!