ロードバイクの洗車方法!

先日の『しまなみ海道チームサイクリング』でしっかり雨に濡れて、

愛車がドロドロに汚れたので洗車しました。。。

ので、今回は洗車の作業方法を説明します。

主に、ワコーズのケミカルを使用していきますが。。。

お店の観点から作業に便利な道具も含めて説明していきます。

まず初めに、車輪を外してメンテナンススタンドにセットします。

車輪を外す作業に慣れていない方は、ディスプレイ用のスタンドでも大丈夫です。。。

が、車輪を外した方が隅々までキレイにしやすいので、

車輪の外し方を学ぶ事をオススメいたします。

車輪の外し方は後日『お知らせ・ブログ』の欄にて案内しますので御確認ください。

このメンテナンススタンドは、ミノウラのRS-1800です。

左右に回転するので、洗車作業にオススメです。

このメンテナンススタンドを利用することによって、

作業がしやすいだけでなく、それ以上のメリットがあります!

それは。。。

カッコ良く洗車作業ができるという事です!

外でカッコ良く洗車をする事でモテモテになる事、間違いなしです(笑)

※効果には個人差があります(笑)

先ずは、前車輪を外してRS-1800にセットします。

続いて、後車輪も外してチェーンローラーを装着します。

チェーンローラーはミノウラのCR-100がオススメです。

チェーンを引っかける部分に穴が開いているので、

汚れの排出がスムーズに出来るので素早く確実にチェーンの洗浄が出来ます。

これで準備完了です。

それでは、洗車作業にかかります。

今回、使用するディグリーザー(洗浄剤)はワコーズのパーツディグリーザーです。

従来は、ワコーズのパーツクリーナーを使用していた方が多かったと思いますが。。。

最近は、このパーツディグリーザー又はチェーンクリーナーを使用します。

何故、パーツクリーナーを使わなくなったかと言うと。。。

揮発性が高く(直ぐに乾いてしまう)素早く作業をする必要があったのと、

塗装やゴム、樹脂等を劣化させてしまうデメリットがあるからです。

そもそも、上位グレードのチェーンにはコーティングが施工してあるので、

洗浄によって性能が劣化しては意味が無いという事でコレらを使用します。

パーツディグリーザーとチェーンクリーナーの違いは、

リキッドタイプかスプレータイプかの違いだけです。

今回のように車輪を外して作業をする場合は、

リキッドタイプのパーツディグリーザーがオススメです。

容器に適量を入れて、汚れている場所にハケで塗っていきます。

チェーンは勿論の事、ブレーキや変速機も汚れやすい場所です。

酷い汚れはブラッシングをして、汚れを浮かせます。

チェーンは、ローラー(コマの繋ぎ目の丸い部分)内部の汚れを落とす事が重要なので。。。

チェーンの上から進行方向にブラッシングして、

ローラーが回転するように作業をします。

ここまでの作業で注意するのは。。。

ディスクブレーキの場合は、ブレーキパッドにディグリーザーが付かないようにする事です。

パーツディグリーザーもチェーンクリーナーも唯一 使用不可なのがブレーキパッドです。

ディスクブレーキの場合は、ブレーキパッドを外して作業をしましょう。

汚れを浮かせたら、マイクロファイバーウエス(吸水性、吸油性が高いウエス)

で表面の汚れを拭き取ります。

その後、フォーミングマルチクリーナーを吹き付けて細かい部分の汚れを浮かせて洗浄します。

特に、チェーンはローラー内部の汚れを落とす必要があるので、しっかり作業しましょう!

↓こんな感じで泡で出てきます。

最後に、マイクロファイバーウエスで拭きあげて洗浄作業は終了です。

続いて、チェーンに注油をします。

今回使用したチェーンオイルは、ワコーズのチェーンルブです。

水で濡れていても、そのまま注油が出来る優れものです。

先ずは、30回以上よく振ります。

注油する位置はチェーンステーの下で、テンションプーリーからチェーンリングまでです。

写真では使っていませんが、オイルが飛び散らないように裏にウエスをあてて注油します。

加えて、多めに注油をする必要があります。

チェーンルブは暫くすると乾くからです。

このように注油してはクランクを回して注油箇所を出して、

を4~5回作業すればチェーン全体にオイルが巡ります。

側面のオイルは役に立たないので、

夏場で15分、冬場で3時間乾かしてから側面だけ拭きあげます。

コレで注油作業は完了です。

最後に、バリアスコート(ガラスコーティング)を施工する事をオススメします。

コレもよく振ってから車体に直接吹き付けます。

全体に吹き付けてから、マイクロファイバーウエスで順番に拭きあげていくだけです。

バリアスコートを施工してあると、

今回のようにコテコテに汚れても簡単な洗車でキレイになります。

実際に、作業を見た方が分かり易いので、洗車講習会も開催をしております。

興味がある方、詳しく話が聞きたい方は、講習会に御参加ください!

自転車を楽しんで、健康で引き締まった身体をつくろう!