フルクラムのハブテクノロジー『ワン・ハブ・フィット・オール』作業方法!

クロスバイクのホイールのアップグレードの依頼を受けましたので、

フルクラムの『レーシング6 DB』で交換させて頂きました。

そもそも、なぜ今回フルクラムをオススメしたかというと。。。

このクロスバイクがディスクブレーキ仕様なので。。。

様々なフレームの規格に適合させる為です。

そのハブ構造が『ワン・ハブ・フィット・オール』です。

なので、後々、欲が出て来てロードバイクが欲しいとなった時でも、

このホイールを使用する事が出来るので、

クロスバイクやお値打ちなロードバイクのアップグレードには特にオススメです。

という事で、本題に入ります。

別の規格に対応させる為のパーツが袋で小分けにされていますが、

複数のパーツを組み合わせる必要がありますので、一旦全部開封します。

説明書が付属していますので、それに則ってパーツを組付けていきます。

パーツの厚みで表記がされているので、ノギスは必須です!

今回は、前100mmのクイック、後135mmのクイックの仕様にしました。

パーツそれぞれを前後どちらで使用するかの区別も、

初めて作業する時は迷うので注意が必要です。

なので、前が簡単なので前から作業するのがオススメです。

上の写真の左のパーツをハブから外して、右のパーツを組付ければ完了です。

ゴムパッキンで固定されているだけなので、

外す時は細いマイナスドライバーでこじって、組付ける時は押し込むだけです。

後は、O.L.D(ハブの幅)が異なるので、

フリーボディーを固定しているナット(上の写真のスパナがかかっている部分)を

薄いタイプに交換する必要があります。

反対側はモンキーレンチでつかみます。

ここは逆ねじになっているので、注意が必要です。

写真では、見やすくする為に使用していませんが、

キズを付けないようにウエスをかませるのがオススメです。

フリー側の外した部品は上の写真の右側で、組み付ける部品が左側です。

ここまでの作業としては、

O.L.D135mmの12mmアクスル仕様にしたという表現が分かり易いでしょう。

あとは、クイック用の部品を押し込んで組付ければ作業完了です。

形状は前用と似ていますが、

はまり込む部分の直径が後用のほうが小さくなっています。

という事でローター、タイヤチューブ、スプロケを組み付けて作業完了です。

この際に、ブレーキ調整や変速調整も必要になります。

ので、少しでも不安がある方は自転車屋さんに依頼するのがオススメです。

自転車を快適に楽しんで、健康で引き締まった身体をつくろう!